金敏寛

近況報告

金 敏寛 弁護士

 福岡県北九州市で弁護士をしています金敏寛と申します。
 私は、2007年9月に司法試験に合格した後、2008年12月に弁護士登録をしました。
 弁護士として活動を開始してから10年目に入っています。
 弁護士登録時は、小倉南法律事務所でお世話になり、2014年1月から、北九州市小倉北区に「ハナ国際法律事務所」を開所し独立しました。
 現在、弁護士2名事務員2名の体制で事務所を運営しています。
 事務所を運営しながら、在日朝鮮人に対する差別である「高校無償化裁判」の福岡弁護団の事務局長として活動しています。
 全国5箇所で争うこの高校無償化裁判ですが、他の地方で一審判決が出る中、福岡でも大詰めを迎えていますので、絶対に勝訴すべく頑張りたいと思います。
 私が弁護士になることができたのも、祐伸による経済的援助があったからだと思っています。これからも祐伸の支援のもと多くの弁護士が誕生することを期待しています。

 税理士として活動することになり、クライアントの皆様の安心感や信頼度が、資格を持たなかった以前とは比べものにならないほどに増しているということを身に染みて感じております。また、その時々における判断や対応が要求されることも多くなり、税理士としての責任の重さを痛感しているところであります。今後はより一層のスキルアップを心がけ、1日でも早く一人前の税理士となり、税の専門家として在日同胞の皆様のお力になれるようこれからも精進していきたいと思います。
 最後になりましたが、祐伸科学教育振興会の今後益々のご発展とご活躍をお祈りするとともに、今後はこの感謝の気持ちを忘れることなく、貴会の未来に向けて微力ではありますが貢献できればと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。

「科学と未来」第19号に掲載

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